妊婦さんの歯科治療
2021年2月12日
皆さん、こんにちは🙂
今回は 妊婦さんの歯科治療 についてのお話です👶
妊婦さんは、つわりや体調不良によって歯磨きがしづらくなったり、
ホルモンバランスの影響や免疫力の低下により、虫歯や歯周病になりやすくなります。
ですが、お腹の赤ちゃんへの影響を考え、
歯医者さんに行ってもいいのかな?治療を受けてもいいのかな?と心配になる方も多いと思います。
実は、 衛生士さんによる 歯のクリーニング は妊娠中でも行うことが可能ですが、
妊婦さんの歯科治療は基本的に 応急処置のみ が原則となっています。
しかし、どうしても治療が必要になってくる場合もあると思います。
その場合は、 妊娠中期 に治療を行います。
妊娠初期…応急処置のみ。
妊娠中期…通常の歯科治療がほぼ可能。
妊娠後期…応急処置のみ。出産後6~8週間以降に治療開始。
時々、妊娠中に来院された患者様に、
「Ⅹ線撮影はして大丈夫なのか?」という質問をされることがあります。
Ⅹ線撮影では、毎回 防護エプロン を着用して撮影しています。
防護エプロンを着用していれば、胎児への影響はほとんどないので、あまり心配しなくても大丈夫です🐤
もし妊娠中に歯が痛くなってしまったり、何か心配なことがあれば、
ぜひ一度相談しにいらして下さいね🌷
なお、衛生士さんによる歯のクリーニングは妊娠中でも行うことが可能ですので、
体調の良い時に行いましょう🦷✨