訪問歯科

電話でのお問い合わせ 048-485-1605

〒351-0114埼玉県和光市本町1-13 鈴森駅前ビル1階

診療時間
09:30 ~ 13:00 /
14:30 ~ 19:00 /

土日診療時間 09:00~13:00 14:00~18:00
休診日:祝祭日

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高齢」「障害」「ご病気」など
事情があって歯医者に通えない患者さんのために

当院のスタッフが「ご自宅」「施設」まで伺い、お口のケアを行います

はじめに~訪問歯科について~

日本は世界一の超高齢社会になり、この先もさらに高齢者の数は増加することが見込まれます。
これにあわせて、歯科医療の分野でも歯科医院への通院困難な方や要介護高齢者の口腔内を診ていく在宅歯科診療への需要が高まりつつあります。

また要介護高齢者の中には食べること・飲み込むことの障害 (摂食嚥下障害) を持っている方も多くいらっしゃいます。

このような障害は「食の楽しみ」が奪われるだけなく、誤嚥(気管に異物が入ること)による肺炎、さらに窒息や低栄養・脱水状態など命にかかわる重篤な症状をも招きかねません。

この現状の中で歯科医師や歯科衛生士に求められることは、食支援に関する専門医になること、また食支援に携わる職種をコーディネートすることだと考えます。

「食を支援すること」それは肺炎・窒息などを予防し、さらに安全に、安心して楽しく食事をすることにもつながります。

生きていく上で食べることはとても重要です。
当院では皆さんの生涯を通じて、お口から食べるサポートを行いたいと考えております

次の項目に該当する場合は、ぜひ当院の「訪問歯科診療」をご利用ください。

  • 1. 入れ歯が合わない(がたつく/痛い/脱落しやすい など)

    お口に合った入れ歯にすると、食事が美味しく食べられます。

  • 2. グラグラする歯がある

    重度の歯周病や被せ物が外れかかっている可能性があります。

  • 3. 食事時間が長くなる/食事中の疲労

    入れ歯の不適合、飲み込み障害の可能性があります。

  • 4. 食事中に食べ物をよくこぼしてしまう

    神経麻痺や飲み込み障害の可能性があります。 患者さんの症状に合わせた摂取方法を検討いたします。  

  • 5. うまく飲み込むことができない/食事中に咳き込んだり、むせたりする

    飲み込み障害の可能性があります。誤嚥や誤嚥性肺炎が懸念されます。  

  • 6. 痰(たん)がよくからむ

    飲み込み障害の可能性があります。  

  • 7. 歯茎が腫れる/歯茎から血が出る

    歯周病の進行、または入れ歯による強い圧迫の可能性があります。  

  • 8. 歯と歯の間に食べ物がはさまる

    歯周病や虫歯(歯と歯の間)の可能性があります。  

  • 9. 寝たきりで思うようにお口の手入れができない

    ブラッシングの指導や口腔ケアをいたします。  

当院の訪問歯科の特長

特長 1. 高齢者医療に精通したスタッフが担当いたします

通常の歯科治療と異なり、訪問歯科診療は寝たきりの方身体がご不自由な方、またご高齢の方への様々な配慮と、専門的な知識や経験が求められます。
なぜなら、在宅診療が必要な方はご自身で十分なケアを行えないため、虫歯や歯周病のリスクが高いからです。
ご家族や介護施設の方のサポートがあったとしても、それにも限界があります。

当院では高齢者医療に精通した経験豊富なドクターを中心としたチームを作っております。

治療やケアを行うだけでなく、ご家族や介護施設の方の負担を軽減できます。

特長 2. 誤嚥性肺炎のリスクを軽減する精密診断

誤嚥性肺炎のリスクを軽減する精密診断

ものを飲み込む(嚥下:えんげ)機能が低下すると、食べ物や飲み物が食道へ入らず、誤って気管や気管支内に入りやすくなります。
これを「誤嚥(ごえん)」といい、この誤嚥がきっかけとなって唾液中の細菌が肺に感染して起こる肺炎を「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」と言います。

誤嚥性肺炎には再発を繰り返す特徴があり、さらに細菌が薬に対する耐性をつけることで抗菌薬の効果が弱まり、最悪の場合、死に至るケースも多く報告されています。
厚生労働省の統計によると、日本人の死亡原因の第4位は「肺炎」であり、肺炎で死亡する人の90%以上を75歳以上の高齢者が占めています。
また
90歳以上になると死亡原因の2位に順位があがるなど、高齢者にとって肺炎は生命を脅かす危険性の高い病気です。

誤嚥性肺炎のリスクを軽減するためには、お口の中を清潔な状態に保つことも重要ですが、嚥下訓練(正しく飲み込むトレーニング)も非常に大切となります。

歯周病と全身疾患の関係性~とくに高齢者は要注意~

歯周病は、これまでお口の中に限定した病気と考えられてきました。
しかし歯周病に関する研究が進むにつれ、歯周病が全身にもたらす影響や、全身が歯周病に与える影響がいくつも報告されています。

歯周病と全身疾患の関係性~とくに高齢者は要注意~

とくに高齢者は細菌に対する抵抗力が弱くなるため、お口の細菌が本来は無菌状態であるはずの血液の中に入り込む菌血症(きんけつしょう)を起こすことがあります。
その細菌が心臓にまで達すると、発熱や全身の倦怠感(けんたいかん)の症状が見られるようになり、最悪の場合、心筋梗塞や心不全を引き起こします。
これらを「細菌性心内膜炎」といい、もともと心臓に疾患を持っている場合に起こりやすいといわれています。

訪問歯科の対象者

高齢の方やお体がご不自由で歯科医院へ通院が困難な方・要介護の方

往診で行うこと

①虫歯・歯周病の治療や予防
②入れ歯の作製・修理・調整
③口腔ケアによる感染症予防・誤嚥性肺炎の予防
④ 摂食嚥下障害のリハビリテーション

治療費

来院して治療した場合と同様に、各種保険が適用されます。

老人保険の場合

医療保険は1割(または3割)、介護保険は1割(または3割)が一部負担金となります。また1ヵ月の医療費自己負担額には所得により上限があります。
医療費自己負担額の上限は、個人(または世帯主)の月内医療費総額が対象になります。

・一般所得者の医療費負担総額上限12,000円(1割負担)
・一定以上所得者の医療費負担総額上限44,400円(3割負担)

上限を超えたものについては「償還払い制度」により、市町村から超過分の償還払いを受けることになります。

国民健康保険・社会保険の場合

3割負担

身体障碍者の方の場合

費用は無料です。
ただし「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。
また一部立替払いとなる地域もあります。
その場合は後日、自治体より返金されます。
なお地域によっては有償での診療になる場合もございます。
※介護保険:口腔内のケア(在宅のみ)は適用となります。
※出張費および謝礼等は一切いただきません。

診療エリア

当院の所在地から16km圏内にあるご自宅・病院・施設が訪問診療の対象となります。

訪問歯科 Q&A

老人ホームに入居しているのですが、そこまで来てもらえますか?
ご入居施設とご相談させていただいたうえで、診療の許可が頂けましたらお伺いします。
自分の歯がなく、総入れ歯なのですが診察してもらえますか?
入れ歯の調整や口腔ケアだけでもお伺いいたします
新しく入れ歯を作りたいのですが、どれくらいの時間がかかりますか?
入れ歯を作る部位にもよりますが、週1回程度の訪問で2~3ヵ月で作製できます

お問い合わせから訪問までの流れ

  • Step 1お問い合わせ

    当院に直接お電話いただき、症状やご要望をお伝えください。
    患者さんのご自宅、または施設に伺う日程を決めさせていただきます。

  • Step 2ご自宅・施設へ訪問

    ご予約をいただいた日時に訪問チームが伺います。
    ご自宅以外でもご要望がございましたら、老人ホームや病院などにも伺うことができます。

  • Step 3カウンセリング・ご相談

    患者さん、もしくはご家族の方に問診票にご記入いただき、詳しいご要望を伺います。治療内容をご相談したうえで、治療をご希望される方のみ治療開始となります。

  • Step 4治療

    診療では、「寝たまま」「車椅子に座ったまま」など、患者さんが楽な姿勢で診療をお受けいただけます。
    歯や歯茎、顎の状態などお口全体の機能をチェックし、お一人おひとりに必要な治療と口腔のケア、嚥下訓練などを行っていきます。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

  • web予約
  • Mail相談

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