歯周病治療後からインプラント治療へ
2021年9月30日
皆様こんにちは。
台風が関東に近づいているみたいです。雨 風強くなると思うので皆様お気を付けください。
ではでは
続きです。
前回までは患者様に歯周病の治療を頑張って頂きました。
本当に頑張っていただきました。
歯周病はなかなか自覚しにくい病気です。なので治療を進めても前述した通り患者様の協力が得られないとうまくいきません。
歯周病を治さなければそこにどんないい治療をしても今回の目的
長期的に安定した口腔内へのゴールにはたどり着けないのです。
歯周病をいい状況でコントロール下におければどんな治療も安定します。
今回治療を進めて保存不可だった歯の場所にはインプラントを行いました。
※掲載の許可を得ています。
左下の歯は再根管治療とインプラントブリッジ(単純埋入)
左上がソケットリフトです。
【ソケットリフトのメリット デメリットは過去のブログに掲載しています】
今回左上の垂直的な骨量は約3,4ミリ
通常はサイナスリフトというもう一つの骨造成の方法が適応になりますが、今回は何度も言うようですが、メリット デメリットを患者様とお話をさせていただいてソケットリフトを行いました。
10ミリのインプラントを埋入しており初期固定も35Nという数値でいい状態で埋入できました。
術後多少痛みが出ました。腫れはなくとのことで一安心です。
ここまで来るまで道のりは患者さまにとって長かったと思います。お疲れ様です。
あと少し頑張っていきましょう!
今回のソケットリフトのお話最終回です。
ありがとうございました☺
インプラントの前に歯周病の治療
2021年9月29日
新しい総裁が決まる今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか、こんにちは。
河野です。
今日はソケットリフトを含む治療の症例です。
※掲載は患者様の許可を得ています。
この方は左下が腫れる。とのことで当医院に来院されました。
腫れる原因はこの方の場合2つ。
①歯の周りからくる歯周病
②根っこの先に病変が出来てしまう根尖性歯周炎。
2つの原因を除去する為治療を進めていきました。
歯周病、根尖性歯周炎により残念ながら保存することが不可能な歯があります。
この場合
しっかり患者様と話し合いどうすることが患者様にとってベストな治療なのか。
歯科医師としての考え方、患者様の考え方をすり合わせて患者様にとっての理想のゴールに向かいます。
ゴールの目的は(目標)歯周病 根尖性歯周炎によって保存不可能な歯を抜歯して保存できるご自身の歯を長く持たせること。
これには
歯科医師と衛生士の頑張りはもちろん
患者様の協力も必要不可欠になります。
この後
患者様の頑張りもあり、口腔内は劇的に変化していきます。
続く
ソケットリフト続き
2021年9月28日
こんにちは。河野です。
お待たせ致しました、前回の続きですね。
誰も待ってないよ!と、思いの皆様どうもすいません。。
今回は、上顎の奥歯にインプラントを行う場合の骨造成(ソケットリフト)のお話。
メリット デメリットです。
上顎の骨造成には2つの方法があるとお話ししましたね。
ソケットリフトのメリットはもう1つの方法と比べると痛み 腫れが小さな方法。
インプラントを埋入する為の直径約5ミリほどの穴から特殊な器具でシュナイダー膜という膜を挙上してスペースを作ってこのスペースに骨補填材を入れていきます。
この方法は
同時にインプラントを埋入できる可能性が高いですし、外科の侵襲も少ないので術後のダメージが小さくてすみます。
これがメリットです。
だったらソケットリフトの方がいいじゃないか!!と怒り気味の皆様、、、
デメリットのお話させてください。
この方法は内部つまり膜がどうなっているのか直視できないのです。
膜が破れるとどうなるか?
上顎洞は副鼻腔とも呼ばれるので膜が破れると口と鼻が交通してしまいます。
感染すれば炎症も起きてしまいます。
なので経験とテクニックが結果に大きく左右されます。
うまくいけば最高です。
ただデメリット部分も理解しなければいけません。
次はソケットリフトの症例を実際に見ていきましょう。
続く、、、また続くの?!Σ(゚Д゚)
ソケットリフトを含むインプラント症例
2021年9月27日
こんにちは、河野です。
今日も元気に診療しています。
今回はタイトルにもありますソケットリフト。そもそもソケットって何?ですよね。
まずソケットリフトのお話をします。
上顎には頬骨の内側に上顎洞(副鼻腔)と呼ばれる空洞があります。ここはちょうど奥歯(大臼歯部)にあたるので
抜歯をすると垂直的な骨量が不足しやすくなります。
なのでインプラントが出来ないと判断されることが多いです。
プラス
そもそもご自身の大切な歯を抜かなくてはいけない状況下なので本来の周囲組織が十分あることの方が少なくインプラントを行う場合は大半のケースで骨造成(骨を作る処置)が必要になります。
そのための方法が2つありそのうちの1つがソケットリフトです。
当たり前ですが施術にはメリット デメリットあります。
続く…続くのΣ(゚Д゚)
当院の虫歯治療
2021年9月24日
みなさん初めまして!
歯科医師の川澄です!
今回は当院で行っている虫歯の治療についてお話しようと思います。
当院では歯科医師全員、拡大鏡を使用して全ての治療を行っています。
二次虫歯(一度治したところがまた虫歯になること)は大きく二つの理由で起こります。
・虫歯の取り残し
・詰め物やかぶせ物の隙間からの細菌の侵入
この二つを起こさないためにも、ドクター全員拡大鏡やう蝕検知液を使用して確実な虫歯治療を心がけています。
インプラントの1例
2021年9月24日
皆さんこんにちは!
歯科医師の正木と申します!今回は骨がなくインプラントが入れられないと思われた患者さんの1例を皆さんに報告したいと思います!
インプラントは骨の中に埋入し、それが歯の根の代わりになります。そのため骨がないとインプラントは根としての働きができません。今回のケースは骨が無いですが人工の骨材をにより骨造成という処置を行いインプラントを埋入した1例をアップさせていただきます!
膿の治療
2021年9月23日
皆様こんにちは。寒暖差が激しい時期で体調の変化に気を付けなければと思う今日この頃、健康(健口)状態はいかがでしょうか。院長河野です。
今回は膿の治療について。上記のレントゲン(患者様に掲載の許可は得てます)の左から2番目の歯。根っこの周りがかなり黒くなって大きな病巣があります。
他医院にて
1度治療されている歯で
プラス
膿が大きいから
プラス
歯周病も併発だから抜歯
と、宣告され当医院で残すことができないか?セカンドオピニオンで来院されました。
結論から言うと
1度治療されていても、膿が大きくても【抜歯】の対象にはなりません。
大事なのはどれだけご自身の『歯』が残っているか、どれだけ感染部を除去し再感染させないか。
これが大事なことです。
当医院で歯を保存しての治療結果です。
3か月後ですが、根っこはかなりいい状態です。
これで歯の周りの組織をしっかりと触れるのでクリーニングをしていけば定期的なチェックで問題ないと思います。
他医院で抜歯宣告されてもご自身の歯を残せるかもしれません。
1度ご相談ください。
インプラント ブリッジの選択
2021年9月9日
こんにちは。院長の河野です。
また院長かよ(゚д゚)!と思いの皆様
すいません。
今回は前回話した治療の選択part2です。
患者様の主訴は
右上と左下奥歯を入れたい。
とのことでした。
色々お話しさせていただき大掛かりな外科処置は避けたいとのことで
計画として
左下は骨が十分あったため単純埋入のインプラント
右上は骨が少なく骨を足す処置が必要なためブリッジ(両サイドの歯は神経をなるべく温存する為切削量が少ないジルコニアブリッジ予定)
※写真の掲載は患者様の許可を得ています。
治療後幸いどちらもほぼ痛みもなく経過良好です。
ブリッジは仮歯の状態です。
どちらも最終補綴に向けて治療中です。
歯が無いところの治療はインプラントだけではありません。
よくお話しさせていただき
どういう特徴があるか納得 理解してもらうことが
治療する上で重要なことだと思います。
あと少し頑張っていきましょう。
新しいアルコールディスペンサー導入!!!
2021年9月2日
皆さん、こんにちは!
9月に入り、いきなり肌寒くなりましたね…😖
体調を崩さないよう気を付けてくださいね😢
今回は新しく導入されたアルコールディスペンサーについて紹介します!
今まで使用していた物が壊れてしまった為、
河野院長におねだりして、アルコール消毒と検温が一台でできる物を購入していただきました(^_^)/
検温のセンサーとアルコールの出てくる場所が違うので少し分かりにくいかもしれませんが、
下の部分に手をかざすとアルコールが出てきて、
↓
正面のセンサーに手をかざすと検温
↓
ができるようになっています★
皆様に安心して診察を受けていただく為、
お手数ではありますが、コロナ対策の為のご協力をお願いします😌