むし歯を防ぐ3つの習慣:歯を守るために今日からできること
2025年05月25日
歯は一生のパートナー
歯は、「食べる」「話す」「笑う」など、日常生活に欠かせない大切な存在です。
でも、歯の健康はつい後回しにされがち。むし歯や歯周病は、痛みが出てから気づくことも多い病気です。
だからこそ、毎日のケアと、ちょっとした意識の変化が将来の自分の歯を守ります。
むし歯はどうやってできる?
むし歯は、口の中の細菌(むし歯菌)が糖分をエサにして酸を出し、歯を少しずつ溶かしていくことで起こります。
目に見える穴があく前に、内部で静かに進行することもあり、気づいた時には「削るしかない」ことも。
一度削った歯は、もとには戻りません。だから「予防」がとても大切なのです。
歯を守るための3つの習慣
1.
朝と夜のていねいな歯みがき
歯みがきは、むし歯菌が出す酸の元になる「歯垢(しこう)」を落とす大事な習慣。
特に夜は、眠っている間に菌が増えやすいのでしっかりみがきましょう。フロスや歯間ブラシもおすすめです。
2.
甘いものは“時間を決めて”楽しむ
お菓子やジュースをダラダラ食べると、むし歯菌はずっと働き続けてしまいます。
「おやつの時間」を決めて、食べたら口をすすぐ、歯をみがくなど、だらだら食べを避けるのがポイントです。
3.
3〜6ヶ月に一度の歯科検診
自覚症状がなくても、定期検診で小さなむし歯や歯周病のサインを見つけられます。
プロのクリーニングで、自分では落とせない汚れもリセットできます。
おわりに:毎日の習慣が10年後の歯を守る
歯の健康は、1日で変わるものではありません。
でも、ちょっとした心がけを続けることで、10年後、20年後の自分の笑顔と健康を守ることができます。
まずは今日から、ていねいな歯みがきと定期検診を意識してみませんか?